2016年4月22日金曜日

震災

またも起きた大きな地震。
日本に住んでいる以上、地震からは逃れられないのでしょう。
でも…お願いだからもう起こらないで、というのが正直な気持ちです。
被害に遭われた方に、心からお見舞い申し上げます。
どうかどうか、一日も早く、
誰もが幸せを感じられる日が戻ってきますように。

そして、自分に何ができるのか。

それを考える時、いつも思い出してはもやもやすること。

ある映画の舞台挨拶でのこと。
その映画が作られたのは、東日本大震災がきっかけだったそう。
こんなことが起きているのに、
普通に生活している日本人に???と思って…
とのことだったのですが。

この話、前にも書いたかもしれませんけど…。

これを聞いた時、すごくもやもや…というか、
正直に言えば、腹が立って仕方無かったのです。
司会という立場なんだからと、それを表現できませんでしたが、
そのことも自分に対してもやもやしています。恥じています。

あの震災からすぐの頃の私は、『楽しいこと』だけでなく、
食べたり飲んだりお風呂に入ったりベッドで眠ったりも
心苦しくて、おろおろするばかりでした。

だけど、それは違うと思うようになりました。

普通に生活する。そして、少しでも経済を回す。
それが、日本は大丈夫!と世界にアピールする手段になる。
みんなで落ち込んで動きを止めてしまっては、
世界から日本はもうだめだと思われる。日本がダメになる。
そうじゃない、日本には底力があることを見せなければ。
動き続けなければ。
いつも通り、いや、被災された方々の分まで動かなければ。
そうしないと、復興の力にはなれない。

特に、本社機能が集中している日本の中央・東京近辺の方達は、
自分自身が被災していても、
日本を止めてはならない、その思いで
いつも通り、普段通りに動き続けたのだと思うのです。

外食とか、楽しいことをするにはやはり躊躇がありました。
だから、それにかかったお金の数%を寄付することに決めました。

あの時、全国各地でお花見を始め、様々なイベントが
中止されつつありました。
そこに、酒どころでもある被災地から、
「いつも通りにしてほしい。お花見も。
その時、被災地のお酒を飲んでくれたら嬉しい。」
というような言葉がありました。
そう!そうだよね!と思いました。
お酒は私は飲めないけれど、他にもできることはある。

東日本大震災の時、そんなことを
日々考えながら、迷いながら…だったので、
「あんな震災があっても、整然として、機械的に…」
なんて言われると、本気でムッとしてしまったのです。
みんな必死だったよ!
それぞれできることを考えて、
辛くても、動き続けたんだよ!
動くにも、機械的にならないと壊れそうだったよ!
と。

そして聞きたかった。
じゃああなたは、阪神淡路大震災の時に何をしてましたか?と。
そして、東日本大震災が起きた時、私たち日本人がどうしていれば、
あなたは納得したのですか?と。

今、私にできることはなんだろう。
ひとまず、お金は必要ですよね。
たくさんはできないけれど、少しずつ。
あと、楽天とかYahoo!とかのポイントを寄付できるので、
そういうのはポチッと。
楽天クラッチ募金
Yahoo!基金

それと…これ、当時も何故か涙が出たけど、
今見ると…涙も出るけど、元気も出るような気がするので!







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