2016年4月13日水曜日

ジョーのあした

ただいまシネマ・クレールで上映中の
『ジョーのあした』


4/2の初日舞台挨拶の司会をさせていただきました。

司会をさせていただくことが決まってから、
辰吉選手の故郷である児島の方に会うと必ず、
辰吉選手について聞いてみていたのですが…
100%、なんらかのつながりがあったりして。
中学校が一緒だったとか、恩師の先生のご近所さんだとか…。
そういう『つながり』をこれだけ聞くってことは、
やっぱり辰吉選手は大きな存在だってことなんですよねえ。

正直、ボクシングは、怖くて見ていられないので、
ニュースすらも映像だったらろくに見ていませんでした。
そんな私でも
『辰吉丈一郎(本当は漢字は上のチラシの字が正しいです)』
という存在はもちろん知っていました。
それはつまり、世間にとっても、
やっぱり辰吉選手は大きな存在だってことです。

さて、当日の会場。立ち見もでるほどの大盛況。
ジャージ率多し。もちろん『Joe』のネーム入りのね。
なんと、サンダルまで辰吉選手とお揃いのものを履いてる方も!
そして、県外からも多数いらしてました。
愛が深すぎる…!

でもね。それもわかるなって思いました。
辰吉選手、『強い』って魅力だけじゃないんですよね。

恩師である依田先生も、阪本監督も仰ってましたが、
『言葉』も『表情』も魅力的なんです。

舞台挨拶の短い時間でもそれはすごく感じました。

現在45歳の辰吉選手。
スポーツの世界では『選手』と呼べる期間って
短いことが多いですよね。
ファンとしては『選手』から『さん』と呼び変えなくてはいけない日、
それはつまり『現役引退』の日ってこと。
だから、ずっと『選手』って呼ばせてもらえるのって、
本当に幸せなことだと思うのです。
…が!
そうお伝えしたら、
「もう選手って呼ばれたら結構恥ずかしいわ。おっさんやし。」って。
でも「あえて辰吉『選手』」ってお呼びしたら、
「なめとんのか」って言われちゃいました…。
でもね、その「なめとんのか」の茶目っ気笑顔がなんとも!

それと、辰吉選手、阪本監督のことをプライベートでは
『さかぴー』さらに略して『ぴー』と呼んでらっしゃるそうですが…
(お二人の信頼関係と絶妙な距離感はさすが!)
その方式でいくと、
『辰っちゃん』だったら『ちゃん』になっちゃいますよね。
…と言うと!
「『ちゃーん』って、大五郎か!」
と即座に返ってくるこの頭の回転の速さ!!
しかも「このネタわかるの一定の年齢以上」と説明付き。

どこへ話が飛ぶか予測不能だけど、しっかり繋がってるんですよね。

そりゃ、周りの方は、本も映画も出したくなりますわ。
もちろん、この『ジョーのあした』にも、
そんな辰吉選手の言葉の魅力、表情の魅力たっぷりです。

岡山での上映は15日まで。

あ、児島の方がみなさん仰る
「なぜ児島のジョーじゃなくてなにわのジョーなんだ!」
についても伺いましたところ…
「児島のジョーだと思ってる!」と嬉しいお言葉いただきましたよ〜。




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