2016年1月10日日曜日

ベトナムの風に吹かれて

シネマ・クレールで上映中の
ベトナムの風に吹かれて』 。



初日舞台挨拶の司会をさせていただきました。

大森一樹監督、
ほんっとに楽しくてやわらかな方でした。

そのやわらかさが作品にも現れるんだろうなあ…。

ただ、『介護』って、ずっと笑顔ではいられないのも事実。
そこはきっちり描かれていて、
正直、祖母のことを思い出したりして
後半は胸が痛んだりもしました。
けど、今、介護に直面してる人にとっては、
救いにもなるかもしれないなって思いました。

それにしても、
大森監督、声が良いのですよ!
主演の松坂慶子さんが、
ゆっくりはっきりお話しになることについて尋ねようとしたのに、
監督の声の良さに、つい触れてしまったくらい。
いやー。聞き惚れます。

あ、で、松坂さんの話し方なんですが。
実際、監督も「ちょっと良い子すぎるんじゃないか」と
現場でお話しされたそうなんですが…
いざ作品として見てみると、
松坂さんが演じた「みさお」の日本語教師という職業に
マッチしていて、納得なさったのだそうです。
それに、介護ということを考えたら、
語尾まではっきり、ゆっくり話すって、大事なことですもんね。

そして、大森監督ならではの演出、
奥田瑛二さんや吉川晃司さんの登場にも注目です。

最後に…すっごく気になっていた、
「みさお」の母、草村礼子さん演じるシズエの髪型についても
聞いちゃいました。
あれは、草村さん考案なんですって!

上映は、1月22日(金)まで。
詳しくはコチラで→シネマ・クレール


映画とは関係ないですが。
大森監督、禁酒会館が気になったようで…
監督がテレビ等のインタビューを受けてらっしゃる間に、
禁酒会館に走って、パンフ等をもらって来たら…。
インタビューの合間に、実際にお出かけ!


お願いすると、管理人さんが説明してくださるんですよー。

五右衛門風呂もあったりして。

こういう風景にぱっと目が行って、
かつ、すぐに行動できる…
映画監督って、そういうことなんだなー、
と、実感したのでした。


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